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ノンシリコーンシャンプーって何?シリコーンは悪者なのか?

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いまやドラッグストアやスーパーでも見かけるほど普及したノンシリコーンシャンプー。
「普通のシャンプーより少し高くてなんだか良さそう!」
「シリコーンは髪に悪いからノンシリコーンの方が良い!」
SNSや個人ブログなどではこんな言葉も良く見かけますよね。
しかし色々な意見がありすぎて、何が本当なのか分からず混乱している人も多いのではないでしょうか?
そこでネット上の噂や過剰宣伝に惑わされない正しい知識を得るために、シリコーンの正体とノンシリコーンシャンプーの普及理由、従来のシャンプーとの違いをお伝えしていきます。

シリコーンとは何なのか?

ノンシリコーンシャンプーを理解するためには、まずシリコーンとは何かを理解しなければなりません。
シリコーンとは、ケイ素と酸素が交互に結びついたシロキサン結合を基本骨格に持つ高分子化合物の一種です。
シリコーンは化粧品だけでなく、食品や化学、繊維、建築などさまざまな分野で使われています。
似た言葉に「シリコン」がありますが、厳密には「シリコン」と「シリコーン」は別物です。
「シリコン」はケイ素単体のことを指し、半導体や太陽電池に使われる物質です。
シャンプーをはじめとする化粧品に使われるのはシロキサン結合をもつ高分子なので、「シリコーン」が正しい言い方です。

ノンシリコーンシャンプーが有名になった理由

ノンシリコーンシャンプーとは読んで字のごとくシリコーンが配合されていないシャンプーです。
従来のシャンプーにはシリコーンが含まれていますが、あえてシリコーンを使わずに作ったのです。
では、なぜそのようなものが誕生し、普及していったのでしょうか?
ノンシリコーンシャンプーが生まれた理由 シリコーンを配合しないシャンプーは、もともとカラーリング剤やパーマ剤が効きにくいという悩みを解決するために作られた、美容室生まれのシャンプーです。
後に大手化粧品会社に対抗するためのマーケティングの一環として、ノンシリコーンシャンプーという名前で売られるようになりました。
大規模な研究所や工場を持つ大手化粧品会社に対抗するため、他とは違う特別なシャンプーだというアピールを込めて「ノンシリコーンシャンプー」という名前が付けられたと言われています。

 

ノンシリコーンシャンプーが普及した理由

ノンシリコーンシャンプーは「シリコーンが入っていないシャンプー」です。
それを消費者が見るとどう思うでしょうか?
「シリコーンは入っていない方がいいの!?」
「シリコーンは悪いものだ!」というイメージを持ってしまいますよね。
ノンシリコーンシャンプーが世間に普及すると同時に、シリコーンに悪いイメージが定着していったのです。
シリコーンに限らず●●フリーと謳っている化粧品全般に言えることですが、「●●は肌に悪い!」と明言していなくても、消費者が勝手にそう解釈してくれるのです。
これは、従来配合されている成分がないだけでなんだか特別な感じがしてくるという、消費者の心理をうまく利用したマーケティング法と言えます。
開発担当者でなければ商品開発の真意はわかりませんが、化粧品業界においてこのようなマーケティング法があるのは事実です。

シリコーンって何のために入っているの?

パンテーン エクストラダメージケアシャンプー

化粧品におけるシリコーンの役割

シャンプーに限らず、ファンデーションやメイクアップベースにもシリコーンが含まれている場合があります。全成分表示名称に「メチコン」「シロキ」「シリル」「シラン」と付く成分があれば、シリコーンが配合されていることになります。
シリコーンは他の油と比較して撥水性が強く滑らかな触り心地であるため、使用感や化粧持ち向上の目的で配合されることがあります。

シャンプーにおけるシリコーンの役割

従来のシャンプーには使用感向上のためにシリコーンが含まれています。シリコーンを配合することで髪を洗う時の泡立ちが向上し、洗いあがりが滑らかになります。滑らかな触り心地になるということは、髪同士がこすれ合う時の摩擦やきしみ感を軽減することができるため、物理的ダメージを軽減する効果に繋がります。

ノンシリコーンシャンプーと普通のシャンプーの違い

ノンシリコーンシャンプーは従来のシャンプーと比べて、しっとり感が少なく軽やかな洗いあがりになる傾向があります。よく言えばさっぱり、悪く言えばぱさつくという印象です。

結局、どっちがいいの?

残念ながら、これは個人の髪質と好みによるので一概には言えません。
化粧品には食べ物と同じように好みがあるため、「これが一番いい!」とは言い切れないのです。
傾向としては、べたつきや髪の重みが気になる人は軽やかに仕上がるノンシリコーンシャンプーがおすすめです。
反対に、パサつきや乾燥が気になる人はノンシリコーンシャンプーではきしみ感や物足りなさを感じるでしょう。
また、カラーリングやパーマがかかりにくい人はノンシリコーンシャンプーを使うことで改善される可能性があります。

まとめ

シャンプーに含まれるシリコーンは、さまざまな試験をクリアした安全な原料であり重要な役割を担っています。
しかし、ノンシリコーンシャンプーの普及により悪いイメージが広がっていきました。
シャンプーをはじめとする化粧品に配合できる原料の種類や配合量は、法律で決められているため過剰に怖がる必要はありません。
●●フリーというキャッチコピーは消費者の目を引くためのマーケティング方法のひとつと考えておきましょう。
過剰宣伝やネット上の噂に流され「この原料は危険!」という思い込みをせず、自分が良いと感じるもの、気分の上がるものを選びましょう。

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